ネイルの歴史

マニキュアリストの存在

ネイルの歴史というのは、国内だけではなく世界中にその歴史が存在します。
また、爪をカラーリングするものがネイルの歴史だと思われている人もいますが、正確には葬式などと深い関わりがあるものがネイルなのです。

例えば、すでに亡くなられた人の爪に対してカラーリングを施すことがあったのですが、ネイルの歴史においては最も古い歴史とされています。
カラーリングは立場を表す際に用いられるもので、今では自由にカラーリングを楽しむことができますが、昔は立場によって利用できるカラーリングが違っていました。

わかりやすい例では、あまり色の濃いカラーリングは役が高い人物以外しか利用できなかったのです。
そのため、紺色のカラーリングを施す際は、わざわざ薄い紺色でカラーリングを注文する時代もありました。
次に、式典などでもネイルの歴史は深まっていくこととなるのですが、主に神聖な色合いと、それとは別の色合いという決まりも誕生するようになったのです。

有名な色では赤と紫があります。
赤というのは結婚式、もしくは格式のある葬式などで見られるカラーリングでした。
それに対して、慎ましい結婚式、もしくは葬式においては紫などの普段では見られないカラーリングが使われていたのです。
色にも言霊と同じで力があると信じられていたため、このような歴史は数千年以上も前から続いているネイルの歴史です。

日本でもこのような風習はあったようで、葬式についても黒色の礼服を着るようになったのは現代になってからと言われています。
また、現代ではネイルというとファッションの一部になっていますが、このような文化はハリウッドが知られるようになったため、一般の人も知るようになったと言われています。
ハリウッドでは、メイクアップアーティストという方が演出のためにメイクアップを行っていますが、その際に今まで使用されていなかったネイルを試したところ、現代人から高く支持されるようになったという歴史があるのです。

そのため、今では風習の中のネイルではなく、ファッションのネイルのほうが良く知られている状況となっています。

赤は神聖な色

先ほど役が高い人物は濃い色を用いると案内しましたが、現代になるまではほぼ赤色で固定でした。

昔から儀式などでも見られる通り、赤というのは血を表す色のため神聖な扱いを受けていたのです。
つまり、自分が格式高い家柄であることを示すシンボルマークとして、赤色のネイルが使われていたということなので、市民などが赤色に関連したカラーリングでファッションすることも禁じられていました。

ただ、あくまでも過去の話に過ぎないので、今でも赤色イコール神聖というわけではありません。